妊娠後期に腹痛?便秘か陣痛か危険信号の見極め方とは?

6おなかが大きくなってくる妊娠後期は腹痛に悩まされることが多いもの。

突然おなかが痛くなったら不安ですよね。

 

でも心配ないものもあります。

心配ない腹痛とそうでない腹痛についてご紹介します。

 

妊娠後期の腹痛の原因

妊娠後期におなかが痛いと感じるのは張りからくるものが多いです。


そのおなかの張りにも「心配しなくて良いもの」と「すぐに病院に行かなかればならないもの」があります。

 

「心配しなくてよい痛み」

 

生理現象や物理的になことによって起こる場合です。これらの場合はしばらく安静にしていれば治まってきます。

これは子宮の収縮が原因です。


普通子宮は柔らかいものですが、妊娠後期のようにおなかが大きくなってくるとしばしば収縮するようになってきます。

この子宮の収縮は妊娠中期頃もあるのですが、あまり強くないので自覚することは少ないです。30週を過ぎることから自覚症状が感じられ、下腹部が張ったように感じます。症状を感じるのは疲れたときなどが多いです。

 

「すぐに病院にいかなければならないもの」

 

張った感じが強く、痛みがある場合です。出血を伴うこともあります。
切迫流産・早産の兆候かもしれませんので要注意です。

 

見極め方、チェック方法紹介

一番の見極め方は、しばらく安静にしてみて「治まる」か「治まらないか」です。

治まる場合は生理現象か物理的なことによるものと考えられますので、特に心配はいりません。

もし安静にしても治まらず、逆に痛みを増すようならすぐに病院へ行きましょう。

 

便秘解消法

妊娠中はホルモンの関係で便秘になりやすくなります。

そこで便秘を解消する方法をご紹介します。

 

  1. 運動する。無理のない程度に体を動かすようにしましょう。
  2. リラックスできるようにする。
  3. ゆっくりお風呂に入って十分睡眠をとると心身リラックスできます。
  4. 水分を多く摂る。
  5. 特に朝起きてぬるま湯をコップ一杯飲むと効果が出やすいです。
  6. 食物繊維・乳酸菌・オリゴ糖を多く摂る。
  7. 海藻類、果物、野菜、穀物、豆類、きのこ類、ヨーグルトなどに含まれています。

 

よくわからない時の過ごし方

腹痛が「心配しなくてよい痛み」かそれとも「すぐに病院に行かなければならないもの」かよくわからないというときは、とりあえずしばらく安静にしておきましょう。

「これくらいなら大丈夫だろう」と思って仕事や家事をしていてだんだん痛みが強くなったらいけません。

とにかく体を休めることが大切です。

 

 

まとめ

妊娠も後期に入るとおなかが重くて動くのもやっとになります。少し歩いても疲れることもあります。

そういう時は絶対無理しないでゆっくり休みましょう。おなかの赤ちゃんもちょっと休みたがっているかもしれません。